いつの頃からか、愛猫が鼾(いびき)をかくようになりました。

ん~、鼾というには少し大人しいかも。
寝息、ちょっと大きめの寝息が聞こえてきます。

くぅ~くぅ~、といった感じです。

先日8歳になったばかりの愛猫ですが、実は8年の間5~6才と約2年近く、妹宅に預かってもらっていた時期がありました。
引っ越した住居先が猫禁止だったので、少しの間だけということだったのですが、つい甘えて2年もの間里子に出していました。
もちろん、愛猫家の方達から言わせると『もっての外!』とおしかりを受けそうですが、各家庭にはいろいろ事情がありまして。

幸い、妹宅で彼は大切に育てられて、義弟は特に可愛がってくれていたようで、引き取った後には少しペットロスになったようです。

私も、預けた当初、初めてペットロスとやらを経験して、『あぁ~、こんなにも寂しいものか!』と実感しました。
今では、当たり前に側に居る愛猫ですが、いつかは、看取る時が来るのかと思うと、思うだけで涙が溢れます。

彼を預けている間も、時々会いに行って、いつも遊んでいた『だるまさんが転んだ』とかブラッシング・爪切りなどをして私を忘れないようにと心掛けていたのですが、さすが連れ戻した時は、しばらくは妹宅を思ってか、みゃ~みゃ~と泣いていました。(今思い出してもごめんねと涙ぐんでしまう)(:_;)

時々私の足にけりけりを入れたり、噛んだりすることがあったので、彼の中では怒りがあったのでしょうね。(ごめん)もちろん、それも数日で、彼も何処かで納得というか諦めというかしてくれたんだと(勝手に)思っています。

今は、出かけるときは玄関先まで見送ってくれて、帰った時は玄関先まで飛んできて、足にすりすり。先日、少し遅くなった日は、出窓から顔を覗かせて『みゃ~みゃ~(お帰り!遅かったじゃんか!)』と声を掛けるほど。

今も、ソファに腰かけた私の後ろで丸くなっています。
可愛いですよね。溺愛しちゃいます。

帰宅してPCに向かう時は必ずキーボードに腰かけて邪魔しますし、膝の上に載せて抱っこしながらPC操作。バーマンの成猫は結構重いんですよね。
それでも、『可愛いね~!』と声かけてマスクの中からチュッチュ!チュッチュ!するとグルグルと喉を鳴らしながら嬉しそうです。時々、ギュ~っと抱きしめてあげます。猫も人間の子も一緒ですね。

寒い日は、真夜中、気が付けば、私の布団の中に潜り込んで私の腕を枕にくぅ~くぅ~と寝息やら鼾やらをかいています。

彼、幸せなのかなぁ…。
時々、思うのです。
本来なら、もっとセレブなお家で飼われていて当然の猫なのに、シニアを迎えたシングルの私の元で、幸せなのかなぁ…、などと少し申し訳ない気持ちで思うことがあります。

でも、これって心理学でいう『投影』なんでしょうね。

彼に思うことは、きっと自分自身に対して思うことなんでしょうね。
何だか複雑。

そんなこんながあっても、毎日に感謝してハッピーに過ごそうね、とまどろむ愛猫の背中をなでなでしています。